没後四十四年追悼会「憂国忌」の御報告

吉田松陰と三島の愛国を熱心に語り合う


   平成二十六年十一月二十五日、没後四十四年追悼会「憂国忌」は雨天にもかかわらず会場の星陵会館を満員として、「吉田松陰と三島」をテーマに開催されました。遠く、北海道や四国からの参加者もあり、パネル・ディスカッションなどを熱心に最後まで聞き入りました。
 会は玉川博己弊会代表幹事の司会で開会され、冒頭に三島・森田量烈士への黙祷が行われました。


 最初に小田村四郎(拓殖大学前総長)が開会の辞、氏は吉田松陰家の末裔でもあります。ついでパネル・ディスカッションの写り、女優でキャスターの葛城奈海さんの予備自衛官としての経験を踏まえながらの名司会で、政治学者・藤井厳喜、桜チャンネル社長で「頑張れ日本、全国行動委員会」の代表でもある水嶋総、評論家の宮?正弘の各氏が登壇、熱心に吉田松陰の生涯、その愛国心、下田踏海の失敗、その行動原理と思想、諌死の発想などの類似性と差違などについて討論が重ねられました。


 そののち、富岡幸一郎(鎌倉文学館館長)、村松英子(女優)、岡山典弘、松本徹(三島文学館館長)の追悼挨拶のあと、全員で「海ゆかば」を合掌して散会しました。


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